古都金沢は和の魅力はもちろんですが、洋の魅力があるのはご存じですか。今回は穴場発掘!魅力あるアンティークサウンドの世界、「金沢蓄音器館」をご紹介します。
世紀の大発明!初代蓄音器
1877年、世界の発明王トーマス・エジソンが蓄音器を発明しました。現代では蓄音器は目にすることもなければはるかに発達した音声機器であふれています。しかし、音の再生はここから始まったのです。そう思うと非常に感慨深いですよね。
こちらの金沢蓄音器館では、初代蓄音器を間近で目にすることができます。それに留まらず、鑑賞することも可能なんですよ。
音のタイムスリップ!蓄音器聞き比べ実演
11時・14時・16時に蓄音器聞き比べを実演がされます。実際の蓄音器でその当時の音を鑑賞できるんです!日本全国広しといえど、こんな機会はなかなかありませんよね。
アンティークサウンドに包まれる館内。メロディに耳を傾けると当時の世界にタイムスリップしたかのよう。
蓄音器でレコードを聴くのでさえ貴重な機会なのに、アンティークな蓄音器で聴けるなんて本当にここでしか叶わない聞き比べだと思います。
洋風建築のクラシックな館内
貴重な蓄音器が展示されている館内もクラシックな装いでムーディ。この洋風建築だからこそ全てがクロスされて、想像力は無限大に広がりそうです。まさにインフィニティな世界!
古都金沢を歩いていると、栄枯盛衰の面影が垣間見えます。金沢に限ったことでなくそれは歴史の定め。
この蓄音器の足跡を眺めているだけでも技術の進歩が伺えます。その裏には人々の努力があったことはいうまでもありません。
大不況や戦争などの負の歴史があったにも関わらず、希望を捨てずに未来永劫を夢見て人類は歩んできました。これからもその思いは変わらず世界は進んでいくのだと、この金沢蓄音器館に来て強く感じさせられました。パワースポット!
名称 | 金沢蓄音器館 |
住所 | 石川県金沢市尾張町2丁目11番21号 |
電話番号 | (076)232-3066 |
営業時間 | 10時~17時30分(入館は17時まで) 一般 310円 |
定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌平日) 年末年始(12月29日~1月3日) |
アクセス | 「北陸鉄道バス」 金沢駅東口のりば 「尾張町」または「橋場町」下車徒歩3分 「城下まち金沢周遊バス」 金沢駅東口のりば 「橋場町(金城楼前)」下車徒歩3分 「金沢ふらっとバス(此花ルート)」 金沢駅東口のりば 「彦三緑地」下車徒歩4分 |
駐車場 | 6台(泉鏡花記念館との共有分を含む) |
URL | 公式サイト |
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